取材中華
3種の炒飯と18種のトッピングで自分だけの一皿を。松原町の炒飯専門店「91 kuppin」
阪急高槻市駅から徒歩約4分。高槻市松原町に店を構える「91 kuppin」は、2025年12月にオープンした炒飯専門店です。 ラーメン店や中華料理店では、主役を支えるサイドメニューとして注文されることも多い炒飯。その炒飯を一つの料理として正面から見つめ、主役として楽しめる店を作りたいという思いから誕生しました。 用意されているのは、3種類の炒飯と18種類のトッピング。組み合わせを自由に考えられるほか、店主がおすすめする4つのメニューも用意されています。 初めての一杯はおすすめメニューから選び、次は自分だけの組み合わせに挑戦するなど、訪れるたびに違った楽しみ方ができます。 ラーメン店での経験から炒飯専門店を始めた理由や、専門店として同じ味を届け続ける難しさ、松原町で店を営むなかで感じていることを店主に伺いました。

取材日: 2026年9月15日
ラーメン店での経験から生まれた「炒飯専門店」という発想
店主はこれまで、ラーメン店の運営に携わってきました。 フランチャイズの店舗を運営するなかで、次第に抱くようになったのが、自分自身で考えた店を一から形にしたいという思いでした。 とはいえ、まったく経験のない料理を扱う店を始めるには、知識も技術も必要です。 そこで、これまでのラーメン店での経験を生かしながら、新しい形にできる料理として目を向けたのが炒飯でした。 「チャーハンの専門店って、あまりないなと思ったんです。トッピングを選べるようにしたら、面白い店にできるんじゃないかと考えました」 ラーメン店では定番のメニューでありながら、炒飯だけに焦点を当てた店は決して多くありません。 これまで積み重ねてきた経験と、ありそうでなかった専門店という発想が重なり、「91 kuppin」が生まれました。
脇役になりがちな炒飯を、食事の主役に
炒飯というと、ラーメンと一緒に注文するもの、中華料理のおかずと一緒に食べるものというイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。 店主自身も、炒飯はなかなか食事の主役になりにくい料理だと感じていました。 「チャーハンは、何かと一緒に食べるものと思われることが多いんです。でも、チャーハンだけでも一つの食事として楽しめると思っています」 91 kuppinが目指しているのは、単に炒飯だけを提供する店ではありません。 炒飯を中心に据え、味やトッピングを自分で選ぶことで、一人ひとりが食べたい一皿を組み立てられる店です。 普段は何気なく注文している炒飯にも、選び方次第でこれだけ多くの楽しみ方がある。その可能性を伝えることも、専門店としての大きな役割になっています。3種類の炒飯と18種類のトッピング
91 kuppinの大きな特徴が、3種類の炒飯と18種類のトッピングを自由に組み合わせられることです。 まずはベースとなる炒飯を選び、そこから好みのトッピングを追加していきます。 トッピングは一つだけでなく、二つ、三つと重ねることも可能です。 組み合わせ方によっては、オムチーズカレーのような食べ応えのある一皿にも、海鮮をいくつも重ねた丼のような一皿にも変化します。 トッピングだけでも、理論上は20万通りを超える組み合わせになるそうです。 「全部を試すのは、さすがに無理です。でも、お客さんの注文を見ていると『そんな組み合わせにするんや』と思うことがあります。誰も食べたことのないチャーハンも作れると思うんです」 店側が決めた完成形から選ぶのではなく、自分の好みに合わせて完成させる。 同じ店を訪れても、選び方によってまったく異なる一皿と出会えるのが、91 kuppinならではの面白さです。初めての方にもおすすめしたい4つのメニュー
自由に組み合わせられることが91 kuppinの魅力ですが、初めて訪れたときには「どれを選べばよいのか迷ってしまう」という方もいるかもしれません。 そんな方に向けて、店主がおすすめするのが、メニュー表の右側に掲載されている次の4品です。・台湾まぜチャーハン
・ガーリックハラミチャーハン
・オムチーズカレーチャーハン
・とろ玉天津チャーハン
自分で一から組み合わせを考えるのも楽しみ方の一つですが、まずは店主おすすめのメニューから選び、91 kuppinが提案する炒飯を味わってみるのもよさそうです。 気に入ったメニューを見つけたら、次の来店ではトッピングを変更したり、別の組み合わせに挑戦したりと、少しずつ自分好みの一皿へ広げていけます。
最初はシンプルに。次は自分だけの組み合わせへ
18種類ものトッピングが並んでいると、初めて訪れた方はどれを選ぶか迷ってしまうかもしれません。 店主おすすめの4品から選ぶほか、初回はあえてトッピングを付けず、まずは炒飯そのものを注文する方も多いそうです。 「初めてなので、まずは何も載せずに食べてみました。次はトッピングをしてみたい、という声はよくあります」 まずは炒飯そのものを味わい、次に来たときは気になっていたトッピングを一つ加えてみる。 さらにその次は、二つ以上を組み合わせてみる。 一度ですべてを決める必要はなく、何度か訪れながら自分に合った組み合わせを探せるのも、この店の楽しみ方です。 定番の組み合わせを見つけるのもよし、その日の気分で新しい一皿を作るのもよし。注文する人の数だけ、91 kuppinの炒飯があります。ラーメン店の炒飯と、専門店の炒飯は同じではなかった
炒飯専門店を始める前、店主は「ラーメン店で作ってきた炒飯の経験があれば、スタッフにも作り方を伝えられる」と考えていたそうです。 しかし、実際に専門店として向き合ってみると、それほど簡単ではありませんでした。 ラーメン店では、炒飯は複数あるメニューの一つです。一方、炒飯専門店では、その一皿を目的にお客さんが訪れます。 店名に「専門店」と掲げる以上、一般的なラーメン店や中華料理店で食べる炒飯以上のものを期待される。その違いを、開店後に強く感じたといいます。 「専門店と言うからには、お客さんも普通のチャーハンよりおいしいんやろうと期待して来られます。やってみると、ラーメン屋で出していたチャーハンと、専門店で出すチャーハンは同じではありませんでした」 これまで作ってきた料理だからこそ、その難しさも分かるようになったそうです。昨日と同じ一皿を、今日も届ける難しさ
専門店として店主が特に難しさを感じているのが、炒飯の仕上がりを毎日安定させることです。 炒飯は、米の状態が仕上がりに大きく関わります。 以前は深く意識していなかった部分にも目を向け、一皿ごとの状態を確かめながら調理するようになりました。 「専門店なので、昨日と同じものを今日も出さないといけません。昨日と何が違うんやろう、と考えることもあります。今でも米の状態には苦労しています」 一見するとシンプルに見える炒飯ですが、同じ品質で提供し続けるためには、細かな確認と調整が欠かせません。 店主の言葉からは、炒飯を専門に扱うようになったからこそ見えてきた奥深さと、日々試行錯誤を続ける姿勢が伝わってきました。「この場所で行列ができていた」ことを励みに
現在の店舗では、91 kuppinが入る前にカレー店が営業していました。さらにその前には、長年営業していたオムライス店があり、行列ができることもあったそうです。 カレー店が物件を引き継ぐ際、以前の店主から「この場所は認知されるまで2年、3年は頑張らないといけない」と伝えられたといいます。 その話は、91 kuppinの店主にも受け継がれています。 短期間で地域に広く知られるのが難しい立地である一方、この場所を目指して多くの人が訪れていた店が実際にあったことも、大きな励みになっています。 「この立地で行列を作っていたのは、すごいと思います。そこまで店を知ってもらえるようになるには、時間がかかるんだろうなと思っています」 目の前の反応だけで判断するのではなく、少しずつ知ってもらいながら、店そのものを目的地にしていく。 91 kuppinは、松原町でその一歩を積み重ねています。「こんなことができる店、なかなかないと思う」
炒飯を食べるだけでなく、どの炒飯に、どのトッピングを合わせるかを自分で考える。 91 kuppinが届けたいのは、その選ぶ時間も含めた楽しさです。 「こんなことができる店って、なかなかないと思うんです。まずは一度食べてもらって、自分の好きな組み合わせを見つけてもらえたら」 店主おすすめの4品から選ぶのも、トッピングを加えず炒飯そのものを味わうのも一つ。 気になるトッピングを一つ選ぶのも、誰も試したことがなさそうな組み合わせに挑戦するのも一つです。 これまで脇役になることが多かった炒飯を主役に、自分だけの一皿と出会えるお店です。店舗情報
店舗名
チャーハン専門店 91 kuppin
住所
大阪府高槻市松原町7-4
アクセス
阪急京都線「高槻市駅」から徒歩約4分
電話番号
070-5514-9191
営業時間
平日 11:30~15:00/土日祝 11:30~15:00、17:00~20:00
定休日
なし
オープン日
2025年12月26日
Instagram
@91kuppin
店舗情報
中華阪急高槻市駅周辺
店名
炒飯専門店91kuppin営業時間外
住所
〒569-0086大阪府高槻市松原町7-4
アクセス
阪急高槻市駅から徒歩4分
JR高槻駅から徒歩15分
営業時間
【月〜金】11:30〜15:00【土・日・祝】11:30〜15:00 17:00〜20:00
価格帯
¥1,000~2,000
支払い
現金/QRコード決済/クレジットカード/交通系IC等各種キャッシュレス対応可
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なしなし
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